◆「疲れた」のに休めない!人のための記事

自分の性格を変えたい。
生きづらさから解放されたい。

うまくいかないのは
なにか自分に原因があるからなのかもしれない。
あるいは、過去の経験がトラウマになってるような気がする。

いろんな本を読んでみたり、セミナーや講演会に出かけてみたり、
カウンセリングを受けてみたりして、その原因をずっと探し続けてきたけど・・・。
見つからない。わからない。だから、問題が解決しない。
生きづらさから解放されることがない。
僕のところにカウンセリングに来られて、
そう言われる方がわりと多くいらっしゃいます。

小さい頃、親にひどいことを言われたとか、ひどいことをされたとか、
これといって思い当たることは何もない。
両親は、自分のためにいろんなことをしてくれた。
困った時には相談にのってくれたし、愛されて育ったと思う。
世の中には、もっと大変な思いをした人もいるだろうし・・・。
でも、なぜかずっと生きづらさを感じている。
こころがそわそわしていて、何かに追い立てられている気がする。
自信がない。いつも居場所がないと感じる。


「今のままではいけない」と常に感じている。
だから無意識に、過剰に仕事をしてみたり、疲れ切っているのに、
それでもなお自分を追い込んでみたり、
本当は休みたいのにスケジュールをいっぱいにしてみたり、
自分で自分の首をしめてしまう。がんばり続けないといけないと感じる。
そして最後には、身動きできなくなってしまう・・・。

そんなあなたは、
「承認欲求欠乏症」になってしまっているかもしれません。

◇承認欲求欠乏症
これは、僕がカウンセリングをしていて、
生きづらさの根本としてよく行きつくケースのひとつです。
特に原因が思い当たらないのに、生きづらさを感じている人に対して、
原因探しばかりをしても、なかなかたどりつけない気づきにくい領域で、
なかなか根本解決に至ることはできません。

親が過干渉で、子供が自分でできることまで、
気を利かせてすべてやってしまう。

あるいは、親が不安症で、やりたいことを自由にやらせてもらえなかった。
いつも、保護という名の否定をされていた。
はたまた、お姉ちゃんはやらせてもらえるのに、
いつも自分は「〇〇ちゃんはまだちっちゃいから無理よ」
そんな風にいつも言われていた。

それが次第に「自分は認めてもらえていない」
「信頼されていない」という「無意識の思い」に変わっていく。
本当は、親に「やりたい!」「私はできる!」と伝えたいのに、
当時の小さい自分は言葉でうまく伝えられない。
伝えたとしても、「そんなの無理!」「危ないからやめなさい」
と否定される。自分の気持ちを誰にもわかってもらえない。
「自由にさせて!」「好きなようにさせて!」「私を信頼して!!」
という気持ちばかりが大きくなる。
いつもチャレンジを止められて、言葉で伝えてもわかってもらえなくて、
いつしか、その言葉や気持ちを飲み込んでしまうようになり、
自分には無理なんだと思うようになる。でも、
その時飲み込んだ言葉や気持ちは、
消えることなくずっと心の奥に残ったままなのです。

 

それが、自分ではなかなか気づくことのない「承認欠乏症」です。
私は、信頼されていない。認めてもらえない。
それが、無意識のうちにこころの根底にある。
私には力がない、できないって言われているような気がする。
だから、認めてもらうためにがんばる。
私はできるって信頼してもらうために。勉強をがんばり、
運動をがんばり、よい行動をして、いい子でがんばる。


「ほら。私はこんなにできるよ。自分でできる力があるよ。だから認めて!」
がんばったことを親がほめてくれても、
親はまた、何かにつけて不安を押し付けてくる。
だから、認められたとは思えない。
自信がない。居場所がない。
「今のままではいけない」ような気がする。
信頼されているとは思えない。だから、またがんばり続ける。
何かに追い立てられるようにがんばり続ける。

自分自身は、認めてもらうためにがんばっているという意識は
まったくありません。そして、大人になった今もずっとがんばり続けている。
仕事を過剰にがんばり続け、どれだけ疲れていても休むことができない。
自分では意識していないところで、「信頼されたい」「認めてほしい」
そんな思いにつき動かされているのです・・・。

そんなあなたに知ってもらいたいことがあります。
気づいてもらいたいことがあります。

実は、親はあなたを認めていなかった訳ではない。
親は、あなたを心配したけど信頼していなかったのではない、
ということです。

それに、本当の意味で気づくことで、
今の生きづらさを解消することができます。
不安のもとになっている「承認欠乏」の状態から離れ、
自分らしく、自分のしたいことを、自由にできるようになります。

それに気づく方法は、「私はすでに信頼されている」
「私はすでに受け入れられている」と自分に言ってあげることです。
この言葉を、しばらくの間、声に出して自分の体の中に向かって言ってください。
しっくりと、こころに入るまで。繰り返し、言葉として口に出して言う。
それが大切なポイントです。

すーっとこころに入ると、
何かに追い立てられるような感覚が徐々に薄れていきます。
「今のままでいい」そんな安心感や自信が自分の中に育っていきます。
「言うだけ」なので絶対に損はしませんから、ぜひ、試してみてくださいね。