◆強い(「と思われている)女性(ひと)の裏側にあるもの

思ったことはなんでもストレートに表現できる。
イヤなことは「イヤだ」と言える。 腹が立つことがあれば
「やめて」ということもできるし、怒ることもある。
わりと、はっきりとものを言う。さっぱりしてる。
強くて、元気(と思われている)な女性(ひと)。
でもね、誰も気づいていないけど。
もしかしたら自分でも気づいていないかもしれないけど。
とても大きな「さびしさ」や「悲しみ」を抱えていることがあるんです。
胸のあたりにぽっかりと穴が開いているような感じがする。
ひとりになると、胸がキューンと締めつけられるような感覚に陥る
常にのどのあたりに違和感を感じている。
何かがつかえている気がする。しめつけられているような感じがある・・。
あなたは、そんな症状を抱えていませんか?
「言いたいことが言えていない」と、そんな症状としてあらわれることがあります。
私は違うわー。言いたいことはなんでもポンポン言えるし、嫌なことは嫌だって言うし。
腹が立ったら切れることもあるし。そう思うかもしれませんが・・。
 ほ・ん・と・う・に自分の気持ちを言えている気がしますか?
「怒り」は二次感情だと言われています。
「怒り」の裏側には、かならず一次感情があります。
怒りながら表現したり、元気な感じで振る舞おうとする人は
実は、本当の気持ちを伝えることができていないことがとても多いのです。
怒りの感情の裏側の一次感情。
それは、「寂しい」「悲しい」などの弱い(と思われている)気持ち。
その本当の気持ちを伝えることができない。
そのことを隠すために、
自分が元気でいるために、怒りの二次感情が出てくるのです。
そして、孤独感を感じる。
強く見える女性(ひと)ほど、
実は傷つきやすくて繊細なことがとても多いのです。
なぜ、そうなるのか?
それは幼いころ本音を言うことが許されない環境だった。
自分の気持ちを表現できる安全な場所がなかった。
気持ちを受け止めてくれる人が周りにいなかった。
強くいないと生きていけなかった。
両親が離婚して、母親が必死で働いていたり・・・。
お姉ちゃんなんだから、「甘えない!」「さびしがらない!」
「ちゃんとしなさい!」そんな風に早くから言われていたり・・・。
自分の中に、強く刻み込まれているんです。
「悲しんではいけない」「さびしがってはいけない」「元気でいないといけない」
「弱音を吐いてはいけない」「忙しい両親(周りの人)を困らせてはいけない」
幼い頃からずーっと、悲しくても、さびしくても、決して泣き言を言わず、がんばってきた。
だから自分でも、周りの人から見ても、いつも明るくて、いつも元気。
でも、どんなに元気に振る舞っても、こころは知っているんです。
だから症状としてあらわれる。これはよくあるケースです。
原因不明の症状は自分では気づいていないけど、抑圧された感情が、
症状になってあらわれていることがとても多いのです。
それを放置していると、自分では気づかないうちに抑圧がどんどん大きくなってしまう。
ますます症状が進んで、
朝、起きれなくなったり、夜、眠れなくなったり、
食欲がなくなったり、異常に食べ過ぎてしまったり、
疲れやすくなったり、やる気が起こらなくなったり、考えることができなくなってしまったり、
物事に集中力できなくなってしまったり、根拠のない強い罪悪感を感じたり・・・。
うつの諸症状を引き起こしてしまうのです。
これらの症状があらわれ始めると、
それを意志の力でコントロールすることはできません。
〇〇したいけど、できない。集中したいのに、集中できない。
考えないといけないのに、考えられない。元気に振る舞いたいけど元気になれない。
起きたいけど、起きれない。会社に行きたいけど、行けない。
そんな時は、絶対に無理をしてはいけません。
力ずくでやろうとしないことが大切です。
無理にやろうとしても、できないからです。
できないのに、やろうとすると、
できない自分に対する罪悪感がますます大きくなってしまいます。
ますます、苦しくなってしまうのです。
そんなときは、「自分自身を癒す」ことを第一に考えてください。
「癒す」とは、抑圧している感情を解放するということです。
まわりの人に甘える。まわりの人に頼る。まわりの人に支えてもらう。
今はもう幼い頃とは状況が変わっています。
弱い気持ちを出しても、周りの人はそれを受けとめてくれます。
「甘えてもいい」「弱い気持ちを出してもいい」と、自分に許可を出してあげてください。
はじめは、少し怖いかもしれませんが、周りを信じて、自分を信じて試してみてください。
きっと、受けとめてもらえる安心感を感じることができると思います。
がんばってきた、我慢してきたあなたのこと、あなたのしあわせを、
こころから願っています。