全肯定心理学マスターコースの前身である、
全肯定心理カウンセラー養成講座/スカイプ第6期生の永嶋良一さん(りょうちゃん)が、
「心理学で職場の人間関係の罠から逃れる方法」 を出版されました。
「心理学で職場の人間関係の罠から逃れる方法」
永嶋良一著 幻冬舎
りょうちゃんは、 とっても博識高い人。
京都大学大学院工学研究科修了。
神戸大学大学院工学研究科にて工学博士の学位取得。
専門は化学プロセス設計。
現在は、技術コンサルタント、心理カウンセラーとして活動。
この本は、工学博士のりょうちゃんが会社員時代に経験した様々なストレス場面を、
交流分析の「ゲーム分析」という心理学で解説したものです。
“18のあるある事例集”として、
- 起こった事実
- どのように解決したらよいのか
- 「○○ゲーム」の対処法
が、わかりやすく書かれていて、人間関係の具体的な対処法がわかります。
「悪いのはあなたじゃない!こうすればうまくいくよ」
という、りょうちゃんからの優しくて勇気づけられるメッセージが散りばめられていますよ(^^)
りょうちゃんは、心理カウンセラーとしても、
全肯定心理学の手法を用いたカウンセリングで、
不登校の高校生の気持ちに寄り添うなどして、よい方向へと導いておられます(^^)
こうやって、講座の卒業生さんが「全肯定の輪」を広げてくれていること、
そしてその後のご活躍が、本当に心から嬉しいです。
目次
第1章 私のストレス体験―心理学(ゲーム分析)との出会い
第2章 なぜゲーム分析で、職場の人間関係の罠から逃れることができるのか?
第3章 18の事例とゲーム分析
・上司からの理不尽な指示―「イエス・バット」のゲーム
・いくら尋ねても無言を貫く先輩―「大騒ぎ」のゲーム
・盗まれた提案書―「何でも言いなさい」のゲーム
・怪文書出回る!―「仲間割れ」のゲーム
・人身御供が来た!―「ねえ、君」のゲーム 他
活用方法
りょうちゃんの体験談を読むことで、自分の体験に似たものを照らし合わせて解決法を知ることができます。
他にも、例えば、
「23時半までに帰ってはならない事務所」の事例について、
- 遅くなるまで帰ってはならない部署に配属されたらどうすればよいか
といった事態だけではなく、
- 理不尽なルールのある部署に配属されたらどうすればよいか
- 自分の評価しか考えていない上司に当たったらどう対処すればよいか
など、様々な問題にも応用できるよう方法が書かれています。
このように、自分のストレス体験に応用できる事例がたくさんあります。
人間関係に悩んでいる時、このゲーム分析を用いて
- 自分がどのようなゲームに巻き込まれているのか
- どのような解決方法があるのか
について、知ることができる本です。