誤解されやすい相談者
悪気がないのに、悪くとられて相手を怒らせたり、八つ当たりされたりします。
全肯定心理カウンセラー
藤村高志
相談者
どうすれば、誤解されなくなるのでしょうか?
藤村
誤解されやすくて悩んでいる方必見です。
まずはこちらの動画をご覧ください。
誤解されやすい人の特徴と関係修復5ステップ法のすべてを約7分の動画で完全解説しています。
目次
誤解されやすい人の特徴
誤解されやすい人は、「言い訳をしない」という行動特徴があります。
言い訳をしないから、
- 相手に誤った解釈をされる
- 一方的に相手の思いを押し付けられる
- いつも自分が悪いことにされてしまう
誤解されないためには、言い訳をすることはとても大切です。
しかし、子供の頃から「言い訳するな」と言われて育った人、言い訳をすると怒られた人は、
「言い訳してはいけない」と固く信じているので、
誤解されても言い訳できず、説明もしないので、誤解を解くことができません。
何の対処もできないまま、状況は悪化するばかり。
「自分は全く悪気がないのに、相手の受け取り方次第で誤解される」ことを繰り返しているのです。
誤解された時の関係修復5ステップ法
誤解された時は、言い訳することがとても大事です。
相手の誤解を解くには、「言い訳の正しい順番」が重要です。
この順番を間違えると、相手をさらに怒らせることになってしまいます。
相手とのコミュニケーションがうまくいく!関係修復5ステップ法について解説します。
謝罪する
悪気はなかったけれど、
- ミスした
- 失敗した
- 嫌な思いをさせた
- 迷惑をかけた
まずは、そのことを謝罪しましょう。
最初に非を認めて謝罪することで、相手の受け入れ体制をつくります。
これがとても大事です。
謝罪する前に言い訳をすると、相手は受け入れ体制にならず、反対に戦いモードになってしまいます。
それでは、こちらの話を聞き入れてくれません。
- 「私は悪くないのに」
- 「勝手に相手が誤解したのに」
そう思うかもしれませんが、相手の受け入れ体制をつくることが、何より必要なのです。
経緯を説明する
- なぜミスにつながったのか?
- なぜ誤解が起きたのか?
- なぜその行動を取ったのか?
- どんな思いで行ったのか?
次に、事実の確認をします。
できごとの経緯と理由、自分の思いをしっかりと説明しましょう。
相手に経緯を説明し、自分の思いを伝えることで、一方的に誤解されることはなくなるでしょう。
言葉で説明しにくい時や、うまく説明できるか不安な時は、文章に書いて伝えることも効果的です。
「今後どうするか」を伝える
同じことを繰り返さないように、「今後どうするか」を具体的に伝えましょう。
- 同じミスをしないように今度はこうする
- 誤解されないようにこうする
- 失敗しないようにこうする
- 迷惑かけないようにこうする
具体策を示すことで、相手は納得したり、安心したりできるでしょう。
再び謝罪する
できごとの経緯や今後の対策について、全て説明した上で、もう一度謝罪します。
ここまでの一連の流れが、相手との関係修復にとても有効です。
誠意を持って行動する
「今後はこうする」と説明した具体策を、誠意を持って行いましょう。
「今度はこうする」と説明したのに、それをしなかったら、一気に信用を失います。
- 誠意がない
- 反省していない
- 口だけの人
反対に、誠意を持ってきちんと対処すれば、
- 誠実な人
- 信用できる人
- 任せられる人
一気に印象がよくなり、相手の信用を得ることができます。
一見ピンチだったことがチャンスに変わり、相手とよりよい関係を築くことができるでしょう。
終わりに
誤解されないためには、言い訳をすることはとても大切です。
誤解された時の関係修復5ステップ法は、
- 謝罪する
- 経緯を説明する
- 「今後どうするか」を伝える
- 再び謝罪する
- 誠意を持って行動する
この5ステップを順番通りに行うことで、
相手とのコミュニケーションがうまくいくようになり、
周りの人に大事にしてもらえるようになります。
あなたが、誤解されることなく、穏やかな人間関係を築いていけることを心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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