どなったり、手をあげてしまうこともあります。
藤村高志
どうすれば楽になれるか教えてください。
この記事では、イライラ子育て脱出!将来有望な子が育つ楽ちん子育て法について解説します。
子育てのイライラから解放されたい方必見です。
まずはこちらの動画をご覧ください。
イライラ子育てから解放される方法のすべてを約10分半の動画で完全解説しています。
まずはじめにお伝えします。
イライラする自分を責める必要はありません!
「ちゃんとしたいい子に育てたい!」と頑張っているからこそ、思うようにいかない時にイライラしてしまうのですから。
あなたが、一生懸命子育てをしている証拠です。
でも、子育てにイライラして疲れ果ててしまうのは苦しいですよね。
実は、頑張るベクトルを少し変えるだけで、とてもラクに楽しく子育てができる方法があります。
目次
いい子に育てようとしない
「いい子に育てよう」と頑張ってきたベクトルを、「いい子に育てようとしない」ことに変えてください。
言うことを聞かない子ほど、将来有望な立派な子に育ちます。
言うことを聞く子、ちゃんとしてる子、きちんとできる子、いい子…、そう思えば思うほど、
- 「ああしなさい」
- 「こうしなさい」
- 「それはダメよ」
- 「ちゃんとしなさい」
- 「ママの言うこと聞きなさい」
そんな言葉がけが増えますよね?
子供ができていない時、叱ることが多くなります。
子育てに一生懸命になればなるほど、常に子供の言動を見て、否定し正そうとする。
言うことを聞かない子供、思うようにいかない子育てに、どんどん苦しくなっていきます。
そして子供は萎縮し、親の目・周囲の目ばかりを気にする、自信と自主性のない自己否定の強い子になってしまいます。
「いい子に育てなければいけない」という義務感を一旦手放し、放任して見守る子育てをしましょう。
まずは、頑張るベクトルを「いい子に育てようとしない」ことに変えてみてください。
放任して見守る子育て“3つのメリット”
放任したら、子供がダメになるのではと不安になるかもしれません。
なかなか勇気のいることかもしれません。
でも、子供を放任して見守る子育てには、子供にとって“素晴らしい3つのメリット”があります。
自己肯定感が上がる
放任して見守る子育てをすると、子供の自尊心、自己肯定感がとても上がります。
- 何をやってもOK
- 自由に行動できる
そうすると、子供は、
- 自分の言動が認められている
- 自分の存在が認められている
- 自分は信頼されている
と感じ、自己肯定感が高まります。
反対に、
- 「あれはダメ」
- 「これしちゃダメ」
- 「ちゃんとしないとだめよ}
「ダメダメダメ!」と言われてばかりいると、「ずっと否定される自分はダメな人間なんだ」と思うようになります。
自己肯定感が育たないどころか、自己否定感が強まってしまいます。
好奇心が豊かになる
放任して見守る子育てをすると、好奇心がどんどん豊かになり、新しいことを発見したり、何かを追求したり、自らチャレンジできる子に育ちます。
否定されたり禁止されることがないので、いろんなことに興味が向くからです。
自由に行動できるので、興味のあることにどんどんチャレンジできます。
その中でより興味があるものを深め、物事を深く追求する能力が身につきます。
「勉強しなさい」と言われなくても、自らすすんで学んでいく子になります。
否定され禁止されて育つと、たとえ興味があることでも、
- 「怒られるから、やっちゃダメなんだ」
- 「これしかやっちゃダメなんだ」
と思い、行動できません。
その結果、子供の素直な好奇心、自由な発想力が奪われていきます。
親や養育者の価値観に合うものは興味を持っていいけれど、合わないものはやってはダメとすると、子供の好奇心は広がらず、興味の幅をとても狭くて偏ったものにしてしまいます。
知らず知らずのうちに、子供の可能性を狭めてしまうのは、もったいないと思いませんか?
失敗への対処能力が身につく
放任して見守る子育てをすると、子供はたくさん失敗し、そこから対処能力が身についていきます。
自由に行動していると、うまくいかないこと、痛い目にあうこと、失敗することも多くあるでしょう。
転んだり、ぶつかったり、兄弟喧嘩をしたり…、そうやって痛い目を見て学習するのです。
失敗を経験して、次は失敗しないように自ら工夫することで、少しずつ失敗への対処能力が身につきます。
親や養育者が、失敗しないように先回りして、安全な道ばかり用意していたら、成長してから困るのは子供です。
失敗を恐れ、失敗したら心がポキっと折れてしまうような大人になってしまうかもしれません。
そうならないためにも、子供のうちにたくさんチャレンジして、たくさん失敗して、自分で対処できる力を身につけていくことが大切です。
失敗のない人生はありません。
失敗しながら成長していく。
それを見守るのが、親の役目です。
子供が絶対にやってはいけない“3つのポイント”
だからといって、子供はなんでも自由にやっていいというわけではありません。
子供が絶対にやってはいけない3つのポイントがあります。
危ないこと
- 包丁を持つ
- 火を触る
- コンセントをつつく
など、「危ないことは絶対にやってはいけない」と伝えておく必要があります。
また、危険なことが起きないように、包丁は絶対に触れない場所に保管しておくなど、親が工夫して環境を整えておくことも重要です。
環境を整えることで、子供を否定したり怒ったりしなくて済むので、親のストレスも減ります。
法律違反に関わること
- 人の物を取る
- 物を使って相手を叩く
など、「法律違反に関わるようなことはしてはいけない」と子供にしっかりと伝えましょう。
絶対にやってはいけないことについては、きちんと教える必要があります。
約束を守らないこと
約束を守ることは、生きていく上でとても大切なことです。
一度約束したことは、きちんと守らせるようにしましょう。
やっていいこと・悪いことをわかりやすく伝える
「これだけは絶対にダメ」ということを明確にして、子供にわかりやすく伝えましょう。
「それ以外のことは自由にしていいよ」と伝えて見守りましょう。
そうすることで、メリハリがあって子供にもわかりやすいです。
放任して見守る子育てをすると、禁止や否定することがグッと減り、子育てがラクになります。
子育ての全てを背負わない
子育てやしつけの全てを、家庭だけでやろうとしないことです。
「家で子供を自由に育てたら、将来が心配」と思うかもしれません。
でも、全く心配ありません。
なぜなら、学校に通うようになれば、集団行動・集団活動を経験します。
我慢したり、時には嫌な思いをしたり、相手を思いやったり、優しくしたりされたりする中で、社会生活で必要なこと、大切なこと、人間関係について学んでいきます。
- 「集団活動で学べることは学校にお任せして、家では自由に育てよう」
- 「親が全部やらなくても大丈夫!」
と思えると、とてもラクになります。
禁止や否定することがグッと減り、子育てのイライラが解消します。
子供の心の根っこを育てる
放任して見守る子育てをすると、子供の心の根っこが育ち、心の軸ができます。
生きる力が育まれます。
植物と同じです。
大地に大きく根を張り、幹がしっかり育つと、結果的に葉が生い茂り、美しい花が咲き、立派な実がなるということです。
子供の時に自由に育てられた人ほど、いろんなことを成し遂げられる大人に成長します。
男の子は特に、そういう風に育てることが大切です。
その結果、将来有望な大人になるでしょう。
子供の時に禁止や否定ばかりされて育つと、優秀だけれど打たれ弱い大人になってしまいます。
終わりに
子育てでイライラする自分を責める必要はありません。
あなたが一生懸命頑張っている証拠です。
「いい子に育てようとしない」放任して見守る子育てに変えると、子育てのイライラが解消します。
放任して見守る子育てには素晴らしい3つのメリットがあります。
- 自己肯定感が上がる
- 好奇心が豊かになる
- 失敗への対処能力が身につく
だからといって、子供がなんでも自由にやっていいというわけではありません。
絶対にやってはいけない3つのポイントがあります。
- 危ないこと
- 法律違反に関わること
- 約束を守らないこと
あなたが子育てのイライラから解消され、同時にお子さんの生きる力も育まれていくことを心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
COMMENT