嫌われないように行動したり、話を合わせたりして、毎日疲れます。
藤村高志
ただ、嫌われないように気にしすぎるのは疲れてしまいますね。
どうすれば楽になれるのか、アドバイスをお願いします。
嫌われたくなくて、人に合わせてばかりで疲れてしまっている方必見です。
まずはこちらの動画をご覧ください。
あなたが嫌われる5つの理由のすべてを約12分の動画で完全解説しています。
目次
嫌われる5つの理由・内面的要因とは
あなたは今まで、人に嫌われたくなくて、
- 人に好かれる方法
- 人に嫌われない話し方
などを勉強し、一生懸命やってきたかもしれません。
しかし、多くの場合はうまくいかないことが多いです。
なぜなら、それらの方法がいつもすべての人に通用するとは限らないからです。
あなたが嫌われる本当の理由、5つの内面的要因について知り、その要因を変えていくことで、人に嫌われることはなくなります。
心理カウンセラーならではの、how toではない、心の深い部分のお話です。
嫌われることに過敏すぎる
嫌われることに過敏すぎると、結果として嫌われます。
なぜなら、
- 嫌われてはいけない
- また嫌われたのではないか
- 嫌われないように気をつけないといけない
このように「嫌われる」ことに意識が集中しすぎると、「自分が嫌われている情報」をたくさん拾い集めることになるからです。
- 同僚が目をそらしたのは、嫌われているから
- 上司が挨拶を返してくれなかったのは、嫌われてしまったから
- 週末の遊びに誘われなかったのは、仲間から嫌われたから
「自分が嫌われている情報」が集まり、自分の中の事実になるのです。
なぜ、嫌われることに過敏になってしまうのでしょうか?
小さい頃に、親や周りの人から、
- 「そんなことをしたら嫌われるよ」
- 「わがままだから嫌われるんだよ」
- 「○○しない子は嫌われるよ」
などと言われて育つと、嫌われることに過敏になります。
あるいは、過去に嫌われて大きく傷ついた経験がある人は、
「もう二度とあんな思いはしたくない!」と思うので、嫌われることに過敏になります。
嫌われることに意識が向いているので、「自分が嫌われている情報」が集まり、事実がどうであれ、「私は嫌われている」と思い込んでしまうのです。
なので、嫌われることに過敏になりすぎない、気にしないことがとても大切です。
自分が自分を嫌っている
自分が自分を嫌っているので、周りの人に好かれたり必要とされたりしても、その事実を拒否してしまいます。
「あなたのことが好き」と言われても、
「いやいやいやいや、そんなはずはない!私が好かれるはずがない」と受け取り拒否をします。
自分が自分を嫌っているので、そんな自分を誰かが好きになるはずがないと思うから。
「こんなところが素敵だね」と言われても、
「いやいやいやいや、とんでもない!私は素敵じゃない」と受け取り拒否をします。
自分が自分を嫌っているので、そんな自分が素敵なはずがないと思うから。
「かわいいね」
「いいえ、かわいくありません!」
「美人だね」
「全然美人じゃありません!」
あなたは、受け取り拒否をしていませんか?
そうやって、自分が好かれている事実、褒められた事実を受け取らずに排除していくので、「やっぱり私は嫌われている」と認識してしまうのです。
さらには、周りの人は「なんでちゃんと受け取ってくれないんだろう」と思い、好意を伝えなくなったり、現実的に嫌われてしまうことさえあります。
嫌いな人がたくさんいる
自分に嫌いな人がたくさんいると、「周りの人も同じように、嫌いな人がたくさんいるのだろう」と思います。
そして、「だったら、自分もきっと嫌われているに違いない」と思います。
例えば、
- 不機嫌な人が嫌
- 喋りすぎる人が嫌
- 強引な人が嫌
- 出しゃばる人が嫌
- 自慢する人が嫌
と嫌っていても、それらの嫌いな要素は、自分の中にもあるものです。
なので、自分がそうしてしまった時、例えば、
- つい喋りすぎてしまった
- ちょっと出しゃばりすぎた
- 自慢に聞こえたかもしれない
そう思った時、「自分は嫌われた!」と思います。
自分の心の中が、すべて現実に映し出されます。
嫌いな人がたくさんいると、事実がどうであれ、自分も同じように嫌われていると思います。
そして、それが自分の中の事実になってしまうのです。
完璧主義で正義感が強い
完璧主義で正義感が強い人は、嫌われる可能性がとても高いです。
物事の判断基準が、
- いい、悪い
- 正しい、正しくない
そして、
- ちゃんとしないといけない
- こうするべき
このような概念が強いので、周りの人に対しても、
- 「あなたは間違ってるよ」
- 「そういうやり方をしたらダメよ」
- 「こうしないといけないよ」
- 「それはおかしい」
と言うことになります。
親、兄弟、子供、友達、同僚、いろいろな人に対して、このような接し方をすれば、現実的に嫌われてしまいます。
- 人を変えようとする
- 人の考えを否定する
これらは、万人に嫌われることだからです。
完璧主義で正義感が強いことは、素晴らしいことです。
ただ、それを周りの人にも押し付けてしまうと、必ず嫌われます。
なので、周りの人のことを、
- いい、悪いで判断しすぎていないか
- 正しい、正しくないで判断しすぎていないか
- 考えを否定しすぎていないか
振り返ってみることをおすすめします。
嫌われる覚悟がない
嫌われる覚悟がないと、自分を苦しめることになります。
なぜなら、すべての人に好かれることは不可能だからです。
人の好みや趣味は人それぞれ。
- 優しい人が好きな人もいれば、「優柔不断で嫌」と嫌う人もいる
- おもしろい人が好きな人もいれば、「うるさくて嫌」と嫌う人もいる
- 頼もしい人が好きな人もいれば、「強引で嫌」と嫌う人もいる
- 物静かな人が好きな人もいれば、「つまらなくて嫌」と嫌う人もいる
「嫌い」と言う人に意識を向ければ、「自分が嫌われている情報」を集めることになります。
どんなに高感度の高い有名人でも、それと同じくらいアンチの人がいるものです。
「好き」と言ってくれている人がどんなにたくさんいても、「嫌い」と言う人に意識を向けてばかりいたら、「自分は嫌われている」という事実がどんどん大きくなってしまいます。
「嫌い」と言う人はいるのだから、嫌われたら仕方がない。
「これが私!」と開き直って、嫌われる覚悟をすると、「自分が嫌われている情報」は集まらなくなります。
その結果、「好かれている」ことにも気づくことができます。
終わりに
あなたが嫌われる本当の理由、5つの内面的要因は、
- 嫌われることに過敏すぎる
- 自分が自分を嫌っている
- 嫌いな人がたくさんいる
- 完璧主義で正義感が強い
- 嫌われる覚悟がない
これらの内面的要素があると、「自分が嫌われている情報」を集め、「私は嫌われている!」と思い込むことになります。
思い当たることがあれば、ぜひ1つずつ解消してくださいね。
関連記事としてこちらがあります。
人に嫌われる4つの理由!絶対に知ってほしい最大要因とは?
あなたが、「嫌われたくない!」心理から解放され、自分らしく自由に過ごしていけることを、心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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