夜、やっと一息つけたと思ったのに。
布団に入った瞬間から、頭の中がざわざわして眠れない。
「今日のあれ、言い方まずかったかな」
「相手、嫌な気分になっていないかな」
「明日のことを考えると、また不安になる」
こんなふうに、同じ場面を何度も思い返してしまう夜はありませんか。
止めようとしても止まらないと、「また考えすぎてる」「私は弱いのかな」と自分を責めたくなることもあります。
でも、まず知っておいてほしいのは——
ぐるぐるが起きるのは、あなたがダメだからではないということです。
むしろ、周りを大切にしていたり、ちゃんとしたい気持ちが強かったり、相手のことを考えられる人ほど、頭の中で整理しようとして“ぐるぐる”が起きやすいことがあります。
そしてもう一つ大事なのは、ぐるぐるは「気合い」では止まりにくいこと。
必要なのは、前向きになる努力よりも、整える順番です。
この記事では、夜のぐるぐるを短くするために、次の3ステップでやさしく整理します。
- STEP1:知る(仕組みを理解する)
- STEP2:気づく(本当の気持ちに気づく)
- STEP3:決める(今すぐor明日やる“一手”を1つ)
いきなり完璧に変えようとしなくて大丈夫です。
まずは「今夜、少し短くする」ことを目標に、整える順番を確認していきましょう。
目次
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下の動画で、3ステップを順番にわかりやすく解説しています。
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まず「知る」:ぐるぐるが起きる3つの原因
夜のぐるぐるは、大きく分けると次の3つが絡みます。
ここを先に理解しておくと、止めやすくなります。
原因1:分からないことを考え続けている
例えばこんな思考です。
- 「あの人、私のことどう思ってるんだろう」
- 「嫌な思いをさせたかな」
- 「変に受け取られたかな」
ここで大事なのは、相手の心の中は、想像だけでは確定できないということです。
だから、どこまで考えても結論が出ないまま回り続けて、疲れてしまいます。
原因2:分かっているのに「できない不安」で妄想が膨らむ
- 「言わなきゃいけない。でも言ったらどうなる?」
- 「こうなったらどうしよう」
- 「失敗したら終わりだ」
頭の中で最悪の未来を何パターンも作ってしまい、不安が強くなります。
その結果、さらに眠れなくなっていきます。
原因3:最後に自己否定スパイラルに入る
- 「できない自分がダメ」
- 「私が悪い」
- 「また同じことをしてしまった」
焦り・不安が上がって、止めようとしても止まりにくい状態になります。
だからこそ、整える「順番」が必要になります。
心の整え方3ステップ(知る→気づく→決める)
STEP1:知る(答えが出ないものは、考えても出ない)
最初にやるのは、前向きになることでも、無理に止めることでもありません。
「線引き」をして、ぐるぐるに燃料を足さないことです。
例えば、相手の気持ちや評価など、答えが出ない問いを握りしめていると、頭は回り続けます。
そんなときは、こう言って区切ります。
- 「それは考えても分からない」
- 「考え続けても結論は出ない」
これは諦めではなく、現実的な整理です。
ここで区切りがつくと、次のステップが進みやすくなります。
STEP2:気づく(本当の気持ちに戻る)
次は「気づく」です。
相手の心を当てにいくのではなく、自分の中の事実に戻します。
- 本当は、どうしてほしい?
- 本当は、何を言いたい?
- 何が怖い?
- 何を守りたい?
ぐるぐるの裏側には、たいてい未処理の気持ちがあります。
「本当はこうしたかった」「こう思われたくなかった」など、ここに気づけるだけで、頭の回転が少し落ち着きやすくなります。
STEP3:決める(今すぐor明日やる「簡単な一手」を1つ)
ここで初めて行動です。
ただし、狙うのは「完璧な解決」ではありません。
今すぐor明日やる“簡単な一手”を1つだけ決める。これがポイントです。
例:
- 相手の反応が気になる → 「一言だけ確認してみる」
例:「さっきの言い方、嫌な気分にさせてない?」 - 分からないことを回している → 「詳しい人に聞く」
- ひとりで混乱している → 「相談する(助けてもらう)」
- 今日は動けない → 「明日10分だけやる時間を決める」
なぜ1つ決めると止まりやすいのか。
やることが決まると、頭の中の整理がつきます。
「もう決めた。今日は終わり」と区切れるからです。
今夜できる「最初の一手」テンプレ(3分)
眠る前に、メモにこれだけ書いてみてください。
- いま回ってる問い:________
- それは「答えが出ない問い」or「分かるけどできない」:____
- 本当の気持ち:________
- 今すぐor明日やる一手を1つ:________
- 区切りの言葉:「もう決めた。今日はここまで」
これをやると、頭の中で回し続けるよりも、止まりやすくなります。
まとめ:止める努力より、整える順番
夜のぐるぐるは、あなたが弱いから起きるわけではありません。
多くは、
- 分からないことを回し続ける
- 分かっているのにできない不安で妄想が膨らむ
- 自己否定スパイラルに入って止まりにくくなる
という流れで強まっています。
だから整える順番はこれだけです。
知る → 気づく → 決める(1つ)
まずは今夜、「1つ決めて区切る」から始めてみてください。



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