子どもが心配で、つい口出ししてしまう親へ|子どもの成長に必要な「2つの愛」

子供のことが心配で、つい、

「本当にそれで大丈夫?」
「もっとよく考えたほうがいいよ」

と口を出してしまうことはありませんか?

言ったあとで「また言いすぎたかな」と後悔するのに、失敗してほしくない、困ってほしくないという思いが強くて、黙って見守ることができない。

そんなふうに悩むのは、子供を大切に思っているからです。

今回のYouTubeでは、子供の自立を支えるために親が持っておきたい、「受け止める愛」と「厳しさという愛」についてお話ししています。

口出ししないように我慢しても、また言ってしまう理由

「今日は何も言わないようにしよう」

そう決めたのに、気づいたらまた、

「本当にそれで大丈夫?」
「もっとよく考えたほうがいいんじゃない?」

と言ってしまう。

これは、あなたの意志が弱いからではありません。

子供に失敗してほしくない、困ってほしくないという心配が、言葉より先に出てくるからです。

そのため、ただ口出しを我慢するだけでは、なかなか見守れるようにはなりません。

大切なのは、

「子供の失敗を防ぐことだけが、親の役割ではない」

と、考え方を少し変えてみることです。

子育ての大きな目的は、子供の自立

子育ての大きな目的は、子供が自分で考え、選び、問題を解決できるようになることです。

親がいつまでも子供の代わりに決めたり、失敗しないように先回りしたりすることはできません。

うまくいかなかった経験があるからこそ、子供は、

「次はどうすればいいだろう」
「何を変えればうまくいくだろう」

と、自分で考えるようになります。

失敗は、自分で考え、人生を切り開いていく力を身につける機会にもなります。

親がすべての失敗を先回りして防いでしまうと、子供自身が考えたり、工夫したりする経験が少なくなります。

子供の成長を支える「2つの愛」

動画では、親が子供に向ける愛には、二つの形があるとお伝えしています。

1.つらい気持ちを受け止める愛

一つ目は、子供が失敗したときや、うまくいかなかったときに、その気持ちを受け止める愛です。

たとえば、

「それはつらかったね」
「しんどかったね」
「一生懸命やったのに残念だったね」

と声をかけます。

すぐに解決策を教えたり、正しい答えを伝えたりする前に、まずは子供の気持ちを受け止めます。

子供が弱っているときに、安心して戻ってこられる場所になることも、親にできる大切な関わりです。

2.最後は自分でやらせる、厳しさという愛

もう一つは、最後は子供自身に考え、行動してもらう「厳しさという愛」です。

困っているときに、やり方を教えたり、一時的に手を貸したりすることは必要です。

ただし、親がすべてを決め、すべてを解決してしまうと、子供が自分で考える機会が少なくなります。

気持ちは受け止めながら、

「最後は自分で決めていいよ」
「あなたはどうしたい?」
「まずは自分で考えてみよう」

と、選択と行動を子供に返していきます。

厳しさという愛は、冷たく突き放すことでも、困っている子供を放置することでもありません。

子供が持っている力を信じ、子供ができることまで親が奪わないという関わり方です。

どこまで口を出し、どこから見守ればいい?

口を出すべきか、見守るべきか迷ったときは、次のように考えてみてください。

「これは、子供の命や安全を守るために必要な言葉だろうか」

それとも、

「私自身の不安を小さくするために、言いたくなっているのだろうか」

子供の命や安全に関わることは、親や周囲の大人が介入する必要があります。

一方で、多少の失敗や遠回りであれば、子供自身が経験する機会を残すことも大切です。

すぐに答えを伝えるのではなく、

「あなたはどう考えているの?」
「困ったときは話を聞くよ」

と伝えることもできます。

何も言わずに放っておくのではなく、いつでも支えられる場所にいながら、子供自身の選択を尊重する。

それが、見守るということではないでしょうか。

見守れない自分を責めなくていい

子供が心配で口を出してしまうと、

「私は子供を信じられていない」
「口を出しすぎる親なのかもしれない」

と、自分を責めてしまうことがあります。

けれど、心配になるのは、子供を守りたい気持ちがあるからです。

まずは、その気持ちを否定しなくて大丈夫です。

そのうえで、

「今は受け止めるときかな」
「それとも、子供に任せるときかな」

と、一度立ち止まってみます。

毎回うまくできなくても構いません。

言いすぎたと思ったときは、

「心配で言いすぎてしまったね」
「あなたはどうしたいのか、聞かせて」

と、そこから関わり直すこともできます。

受け止めることと、任せること

子供の成長を支えるために大切なのは、何でも守ることでも、何も助けないことでもありません。

うまくいかなかったときには、気持ちを受け止める。

そして最後は、子供自身に考え、選び、行動してもらう。

「受け止める愛」と「厳しさという愛」。

どちらか一方ではなく、その両方が、子供の成長と自立を支えます。

子供が自分で人生を切り開いていく力を信じながら、つらいときには支えられる親でいる。

そのバランスを、それぞれの家庭に合った形で見つけていくことが大切です。

※命や安全に関わること、暴力や深刻ないじめがある場合は、見守るだけにせず、大人が介入し、学校や専門機関などへ相談してください。

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全肯定カウンセラー藤村 高志

全肯定カウンセラー藤村 高志

㈱スマイルプロデュース代表取締役
1965年山口県生まれ、大阪在住

“心のケア”と“自己否定マインドチェンジ”で全ての悩みを一挙に解決!
【自己肯定感を高め人生を好転させる専門家】

質問力・心理学・脳科学をベースにした心理カウンセリング、心理療法、セミナー、講座、講演会、心理カウンセラーの育成等を行う。

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