【子どもが心配で口出ししてしまう】言わないようにしても、また言ってしまう親へ

こんな、ご相談をいただきました。

 ↓

子どもの進路や将来のことが心配で、つい口を出してしまいます。

「本当にそれで大丈夫?」「もっとよく考えた方がいいよ」と言ってしまって、あとで「言いすぎたかな」と後悔します。

失敗してほしくない。困ってほしくない。その思いが強くて、子どもには「放っておいて」と言われます。

子どもを信じて見守りたいのに、心配で黙っていられません。

どこまで口を出して、どこから見守ればいいのでしょうか。

・・。

心配だよね。

親になったら、みんなそうだと思う。

言えば言うほど、嫌われる。うっとうしがられる。「ほっといて」って、ケンカになる。

このストレスたら、ものすごい大きいじゃんね。

ほいで、「あんまり言わんようにしよう」と工夫するんじゃけど。

心配が、先に立つ。

気づいたら、また言っとる。←うちの妻も、そう言うとりました。

今日は、そんな、子どもが心配で、口が先に出てしまう人のための記事です。(^◇^)

守ろうとするほど、口が出るんです

守ろう。失敗させんようにしよう。

そう思えば思うほど、口が出る。

じゃけぇ、順番が逆なんです。

まず、「守らない」を意識する。

いっぱい失敗させよう、と思う。

・・。

「え、失敗させるの?」って、思ったよね。

妻も、そこで一回、止まっとりました。

そこは、次で。

子育ての、一番の目的

子育ての一番の目的は、自立です。

子どもが大人になっても、自分一人でいろんなことができる。働ける。トラブルを自分で解決できる。

自分で、人生を切り開いていける。

そこに向かうのが、子育て。

ほいでな。

子どものときに失敗すればするほど、その力は身につくんです。

失敗したからこそ、「次はこうしよう」って工夫する。それが、生きる力になる。

幼稚園のころから、友達とケンカしたり、いじめられたり。

どうやったらケンカせんで済むか。どうしたら、その中で自分の居場所を作れるか。

それを、自分でやる。

・・。

親が先回りして、「こうしたらいい」「ああしたらいい」。

小学校、中学校、高校と、ずっと守ってもらった子は。

結局、それが身につかんまま、大人になる。

「成長のためじゃ」と思えたら、口出しせんで済むようになるんです。

覚えておいてほしい、2つの愛

2つだけ、覚えておいてください。

ひとつは、受け止める愛。

失敗したとき。うまくいかんかったとき。

「それは、つらかったね」

「一生懸命やったのに、残念じゃったね」

気持ちを、受け止める。弱っとるときに、抱きしめる愛。

もうひとつが、厳しさという愛。

「自分で、やりなさいよ」

やり方を教える。一時的に手をかける。それは大事。

けど、基本は全部、自分で切り開いていく力をつけること。

「お母さん、知らんよ」

「お父さん、知らんよ」

と、ちゃんと突き放す愛。

この2つが、子どもの自立にいちばん役立つ。

それを頭に置いとくだけで、必要以上の「あれしなさい、これしなさい」が、減ってくるんです。

お母さんは、ここが一番むずかしい

女性はどうしても、受け止める愛、守ってあげる愛が強い。

じゃけぇ、この「突き放す愛」が、なかなか難しいんです。

妻が、こう言いよりました。

「そこまで行き着いたら、自分も楽になるし、子どもとの関係も良くなると思う。

でも、そこの心の葛藤が難しい。手放しきれないというか、自分が寂しいのかなって思う」

・・。

そうよね。

守りたいのは、本能じゃけぇ。悪いことじゃ、ないんよ。

僕は男じゃけぇ、口で言うのは簡単なんですけど。

女性の話を聞くと、みんな、ここが一番むずかしいと言われます。

全部、一人で背負わんでええ

なので、ひとつの方法として。

厳しさの愛は、父親に言ってもらう。

男の人は、どっちか言うたら、厳しい愛のほうが得意なんです。

受け止めるのはお母さん。突き放すのはお父さん。役割を分ける。

「うちは、父親がそううまく機能しないんです」←妻のツッコミ

そうね。それも、よくある。

そのときは、自分の中に「2つの愛がある」と知っとるだけでもいい。

知っとるだけで、目の前のことより、ちょっと先が見えるようになる。

・・。

僕はな。父子家庭でした。

娘を育てるとき、母親がおらんかったので、受け止める愛を、自分ひとりでやった時期があるんです。

一人で育てとる人は、両方の役をやることになる。

しんどいけど、できます。知っとれば、できる。

親は、いつまでもおらんからね

守ろうとすればするほど、子どもは、自分で自分を守れんようになる。

そうすると、子どもは成長せんし、親の問題になるし、家族ぐるみで悩むようになる。

じゃけぇ、自由に行動させて。

しんどいなってなったときは、受け止める。

最後は、「あなたが決めることよ。自分で切り開いていくんよ」。

厳しいようじゃけど。

親は、いつまでもおらんからね。

親がおらんようになっても、一人で生きていけるようにする。それが、子育ての一番の目的。

そこを頭に置いておくと、切り離せるようになるし、子どものことで悩まんようになっていきます。

※命や安全に関わること、暴力や深刻ないじめがある場合は、見守るだけにせず、大人が動いてください。

とは言うものの、な

「守らんでええ」「失敗させたらええ」

・・って言われても、な。

分かっとっても、口が先に出るよね。

15年、20年、守ってきたんじゃけぇ。今日から突き放せ、いうのは無理がある。

口が出るには、口が出る理由があるんです。

そこは、一人で考えても、なかなか見えん。

毎月、無料の個別相談をやっています。

そこでなら、「うちの場合は、どうなんでしょう」を、直接聞いていただけます。

心配は、抱えたまんまで、ええけぇ。

あなたが、ひとつずつ、手を離していけることを、こころから、願っています。

「私の場合は、どうなんでしょう」を、たかぢんに直接聞けます

子供、夫、親、仕事。全部ひとりで抱えて、もう疲れた。
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全肯定カウンセラー藤村 高志

全肯定カウンセラー藤村 高志

㈱スマイルプロデュース代表取締役
1965年山口県生まれ、大阪在住

考えすぎ・イライラ・人に振り回されて疲れた方の相談を17年。
のべ1万人。著書『まずは、自分をまるっと肯定しよう』(朝日新聞出版)

質問力・心理学・脳科学をもとにした心理カウンセリング、講座、
心理カウンセラーの育成を行う。

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