【母親の言葉に今も傷つく】40代なのに、母の前では子どもに戻ってしまう

こんな、ご相談をいただきました。

 ↓

母親の言葉に、今でも傷ついてしまいます。

母は昔から「あなたには無理なんじゃない?」「もっとちゃんとしたら?」と、否定するようなことを言います。

40代になり、家庭もあるのに、母の前では子どもの頃に戻ったようになって、何も言い返せません。

家に帰ってからも母の言葉を思い出して、腹が立ったり、悲しくなったりします。

もう大人なのだから、気にしなければいいと思うのですが、できません。

母の言葉に振り回されず、楽になるには、どうしたらいいでしょうか。

・・。

言われたら、嫌よね。

腹も立つし、悲しくもなる。

親に限らず、誰かに「それ、間違っとるよ」「お前、ダメじゃないか」と言われたら、ほとんどの人が、そうなる。

ほいで、「気にしなければいい」と思う。

けど、できん。

今日は、そんな、母の言葉が今も刺さっとる人のための記事です。(^◇^)

逆なんです。気にしたらええ

先に、答えを言います。

気にしない、じゃなくて。気にすることが大事なんです。

「逆なんだ」←妻

そう。逆。

言われたことを、しっかり気にする。

そのうえで、それが自分に要るものか、要らんものかを、自分で判断する。

これだけ。

人が言ってくれた言葉は、得

人生って、全部、学びじゃと思ったらええね。

より幸せになるために。よりうまくいくために。

そう考えると、誰かが言ってくれた言葉は、逆に言うたら「得した」ということなんです。アドバイスなので。

「だいぶポジティブな考え方だな」←妻

そう?

・・。

でな。ここから先が大事。

気にしないんじゃなくて、よく聞く。

そのうえで、自分に要るものがあったら「おお、それ良いこと聞いた」と取り入れる。

要らんことじゃったら、別にやらんと決める。

要るものと、要らんもの。分けるだけ。

シンプルなんです。

外では大人なのに、母の前だと子どもに戻る

妻が、こう言いよりました。

「言ってることは分かる。でもこの相談は、お母さんの前では子どもの頃に戻ったように何も言い返せない、というところがしんどいんじゃない?

外では上手にできてるのに、母親とだけ、いつもの関係に戻ってしまう」

・・。

そうよね。そこ、もっと深く考えたらいいね。

子どもの頃は、親に否定されたり、親の言うことを聞かんかったら、ご飯が食べれん。

育ててもらわんと、自分が生きていけん。

それを、無意識に知っとる。

じゃけぇ、言われたことを全部聞かないといけんかった。

けどな。

今は、自分で自立して、自分でご飯を食べとる。

親に言われたことを、そのまま聞かんでも、どうにかなる。

そこを、しっかり意識することが大事なんです。

サーカスのライオンの話

動物に例えたら悪いんじゃけど。

昔、サーカスで猛獣を調教するとき。

子ライオンのときから、餌を与え、言うことを聞かんかったらムチで叩き、餌を与え、ムチで叩き。

飼育員の言うとおりにすると、いいことがある。そう覚えていく。

大きくなったら、普通に考えて「ガオーッ」と言うたら一発なんです。力関係は、もう強いはずなのに。

気持ちだけ、ずっと子ライオンのまんま。

・・。

全部、これなんです。

親との関係でいつもそうなってしまうのは、自分の力に気づいてないから。

今の自分には、力がある。一人でやっていける。

無理に親の言うことを全部聞き入れんでもいい。

それに気づくことが、一番大事なんです。

僕は「できてない」と言われたら、全部嫌になる

妻が、言うんです。

「『あなたには無理なんじゃない?』『もっとちゃんとしたら』と言われるけど、多分無理じゃないし、ちゃんとしてる場面ではもう、してるんだよね」

そうですね。

親は「ダメじゃけ、やれ」という教育方針じゃったかもしれん。

じゃけど、それが今の自分に本当に要るか、となったときに。

・・。

例えば僕なんかはね。

「ここできてない、ここできてない」と言われたら、全部嫌になるんですよ。

もう、やる気がなくなる。

じゃけぇ、自分の教育方針としては、

「これ、できとるじゃん。すごいじゃん」

「ここはできんけど、こんだけ頑張ったじゃん」

と言って、自分を励ますほうに変えとる。

親はそうでも。

親の教育方針じゃ苦しいんじゃったら、自分で、自分がやる気になる言葉をかけていったらええ。

そこも、意識して変えていける。

大人じゃけぇ。自分でできる。

初対面の人なら、流せるのに

妻が、こう言いよりました。

「初対面の人に失礼なことを言われても『私の何を知ってるの?』と流せるけど、仲がいい人や信頼している人に否定的なことを言われると、けっこう腐ってしまう。全部一緒ってこと?」

全部、一緒です。

関係の深さは、関係ない。自分に要るか、要らんか。今は自分で、ちゃんと選べる。

・・。

僕らも、もう61歳になってさ。

「いろんなことを学ぶのが大事よ」と言われても、「今更、何を学ぶんじゃろうか」となる。

じゃけど、「年取っても、おしゃれしとったらええよ。ボケんし」と言われたら、「よっしゃ、きれいにしとこう」と思える。←単純か。

それと同じ。今からの自分に要るか、要らんか。それだけ。

親でも、夫婦でも、友達でも、会社でも。

全部、同じやり方で、ええんです。

とは言うものの、な

「要るものと、要らんものに分けたらええ」

・・って言われても、な。

母の前に立ったら、また子ライオンに戻るよね。

40年、そうやって来たんじゃけぇ。頭で分かっても、体が先に小さくなる。

戻るには、戻る理由があるんです。

そこは、一人で考えても、なかなか見えん。

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言い返せんまんまで、ええけぇ。

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全肯定カウンセラー藤村 高志

全肯定カウンセラー藤村 高志

㈱スマイルプロデュース代表取締役
1965年山口県生まれ、大阪在住

考えすぎ・イライラ・人に振り回されて疲れた方の相談を17年。
のべ1万人。著書『まずは、自分をまるっと肯定しよう』(朝日新聞出版)

質問力・心理学・脳科学をもとにした心理カウンセリング、講座、
心理カウンセラーの育成を行う。

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