大正15年生まれ、95歳の父。
最近は、
心臓の機能低下で血圧が200近くまであがったり
前立腺がんで、尿が出にくく全身がパンパンにむくんだり
「いつどうなるかわかりません」と
常々、医師から言われていたんですが…。
コロナ禍で
面会も許されていなかったんですが…。
やっと、やっと…。
「父の通院の付き添い」という形で、
約1年半ぶりに、会うことができました。
もしかしたら、
「今日が父に会える最後の日になるかも知れない」
そんな思いもあって
後悔しないように、思いつく限り、精一杯の親孝行を考えた(^O^)
親孝行第1弾!父をおんぶした
僕は親不孝なことに、40歳過ぎるまで
「洗濯物を一緒に洗うのもイヤ!」
「同じ皿に盛られた料理をつつくのも気持ち悪い!」
ずっと、父のことが大嫌いだと思っていました。
だけど…。
僕自身が、自分の心に向き合ったこと
父が長生きしてくれたおかげで
55歳になってやっと、
ウソ偽りなく、まごころから、
父を大事にできるようになれたこと
父を、愛おしい、大好きだと思えるようになれたことが
心から、うれしいんです。
父が亡くなる間際で、
分かり合えたことが、ほんまにうれしいんです。
もう5年、生きてくれたら
もっともっと親孝行できるけぇーー。
おとうちゃん、
がんばって一日でもなごー生きてなー。
親孝行第2弾!「チチキトク」
以前父に、こんなことを聞いたことがあるんです
「お父ちゃんが、おじーちゃんにしたことで
おじーちゃんが、一番喜んでくれた親孝行はなに?」
父は、こう答えました。
親父が死ぬ直前にの、
「チチキトク」ちゅー電報が届いたんじゃ…。
わしはまだ、学校を卒業したばっかりで
お金をもってなかったんじゃが、
貯金を全部下ろして「まんじゅう」をこーて帰ったんじゃ。
戦時中の食べ物がない時じゃけ―のぉ~。
親父はまんじゅうを食いながら・・。
「うまい!うまい!」ゆーて…。
「さとし(←父)苦労しとるんじゃろーにありがとーのー」
ほいで、泣いて喜んだんじゃ。
それが、わしのいちばんの親孝行じゃ…。
その話をしながら、涙ぐむ父。
…。
なので…。僕も真似してみた。
最後になるかもしれない親孝行、第二弾!
親孝行の幸せ!世代間連鎖(^O^)「まんじゅうこーた」
ぜひ!みなさんも
幸せの世代間連鎖(^O^)試してみてくださいませ
※注
まだ父は「危篤」ではありません。(^-^;
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