あなたは今、ストレスを感じていますか?
「自分は大丈夫!」と思っていても、
知らず知らずのうちに、ストレスはたまっていくものです。
ストレスの症状は、大きく分けて3段階あります。
自分のストレス症状の段階を知らずに
ストレスを放置し対処が遅れると、
次第に心と体が悲鳴を上げ、重大な病気につながる恐れもあります。
そうならないためにも、この記事を読んで
あなたのストレスの症状がどの段階にあるのか、チェックしてください。
自分のストレス症状の段階がわかれば、
適切な方法でストレスを解消できるようになります。
あなたのストレスチェックにご活用いただけたら幸いです。
目次
【ストレス症状 第1段階】表情やしぐさにあらわれる
ストレスがかかると、無意識に心や体にストレス反応が生じます。
まず第1段階として、表情やしぐさにあらわれます。
例えば、誰かに嫌なことを言われた時、
-
- 顔が引きつる
- 眉間にしわが寄る
- 手が震える
- 肩に力が入る
など、経験があるのではないでしょうか?
周囲からの圧力や、自分で自分にかけ続けているプレッシャーなどの影響が、表情やしぐさにあらわれるのです。
【ストレス症状 第2段階】体の感覚としてあらわれる
動画でも解説しています。ぜひご覧ください。
ストレスが続くと、第2段階では、体の感覚として感じるようになります。
例えば、
-
- 気をつかいすぎると、胃が痛くなる
- 寂しい時、胸にポッカリと穴があいた感じがする
- 腹が立って、はらわたが煮えくり返る
- 学校や職場に行きたくない時、お腹が痛くなる
- のどがイガイガしたり、咳がでる
などの症状です。
普段、体の感覚を意識することはあまりないかもしれませんが、
思い返してみると、このような経験は誰しもあるのではないでしょうか?
心や体にかかる外部からの圧力に適応しようとして、このような反応が起こるのです。
【ストレス症状 第3段階】体の症状としてあらわれる
ストレスがさらに長く続くと、第3段階では、体の症状としてあわられます。
過剰なストレス状態に陥っているサインと言えます。
-
- 夜眠れない
- ご飯が食べられない
- 激しい動悸
- 起きたくても起き上がれない
そして、ストレス反応が慢性化すると、
身体面の疾患につながる場合があります。
-
- 胃・十二指腸潰瘍
- 気管支喘息
- 筋収縮性頭痛
- メニエール病
- 顎関節症
などが、ストレスが関連した疾患に挙げられます。
【最終的に】自分の意思でコントロールできなくなる
最終的に、自分の体を自分の意思でコントロールできなくなってしまいます。
- 仕事に行きたくても行けない
- 動きたいのに動けない
- 手が震えが止まらない
「なぜ、仕事に行きたいのに行けないのか?」
考えてもわからないかもしれません。
もともとの原因は、はじめに感じたストレスです。
そのストレスを適切に解消できずに、
ストレス反応が慢性化して、過剰なストレス状態に陥ってしまい、
とうとう自分の体をコントロールすることができなくなってしまうのです。
困り果てて病院へ行くと、
お医者さんは、体に出ている症状を診て
うつ・パニック障害・摂食障害・睡眠障害などと診断します。
つらい症状をなくすために、薬が処方されます。
苦しい時に、服薬しラクになることは大切なことです。
しかし、本質的にはストレス症状の原因や
身体面の疾患の原因はストレスなので、根本解決しません。
ストレスが大きくなればなるほど、
ストレス反応が慢性化すればするほど、
うつ・パニック障害・摂食障害、
ストレスが原因の病気がくり返されて、とても苦しいです。
そうしているうちに
一生病気が続く!一生病気が治らない!
ことにつながってしまいます。
だからこそ、ストレスを適切に解消することがとても重要です。
まとめ
-
- ストレスの症状は、大きく分けて3段階。
- 第1段階は、表情やしぐさにあらわれる。
- 第2段階は、体の感覚としてあらわれる。
- 第3段階は、体の症状としてあらわれる。
- 最終的に、自分の体を自分の意志でコントロールできなくなる。
- ストレスを放置すると、一生病気が治らないことにつながってしまう。
- ストレスは適切に解消することがとても重要!
ぜひ、あなたのストレスチェック、ストレス解消にお役立てください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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