失敗が怖い相談者
チャレンジしたいけど、なかなか行動できない自分が嫌になります。
全肯定心理カウンセラー
藤村高志
相談者
どうすれば、失敗が怖くなくなりますか?
藤村
この方法を知れば、失敗することが怖くなくなりますよ。
まずはこちらの動画をご覧ください。
失敗をチャンスに変える方法のすべてを約15分の動画で完全解説しています。
失敗が怖い理由
失敗が怖い人は、「なぜ自分が、そんなに失敗を恐れているのか?」を知ることが大切です。
多くの場合、過去の経験を通して、
- 怒られた
- バカにされた
- 非難された
- ガッカリされた
- 責められた
- 仲間外れにされた
失敗を受け入れてもらえず、嫌な思いを繰り返してきたからこそ、失敗を恐れるようになったのです。
- できない人だと思われたくない
- ダメな人間だと思われたくない
- 迷惑をかけたくない
- 怒られたり、ガッカリされたくない
- 見放されてしまうのが怖い
- 信用を失ってしまうのが怖い
そう思う気持ちが強ければ強いほど、失敗が怖くなり、行動できなくなってしまうのです。
失敗をチャンスを変える方法
失敗とは、「失い敗れる」こと。
言い換えれば、「失い敗れる」ことがなければ、失敗ではありません。
失敗をチャンスに変える方法をご紹介します。
チャンスと捉える
「失敗したら終わり」という考え方を、「失敗はチャンスの始まり」という考え方に変えましょう。
成長のチャンス
たくさん失敗してきた人は、その都度対応し、経験が積み上がっていくので、成長できます。
- 「うまくいかなければ、またやり直せばいい」
- 「今度はここを修正して、またチャレンジしてみよう」
と考えることができるので、最終的にはいろいろなことができるようになり、
「どんなことが起きても大丈夫!」という根拠なき自信がついていきます。
反対に、失敗を恐れて行動しない人は、成長のチャンスを逃し続けることになってしまいます。
信頼を得るチャンス
失敗は相手の信頼を得るチャンスです。
失敗してしまった後の自分の言動によって、
- 正直で、素直な人
- 一生懸命で、誠実な人
- 信頼できる人
と思ってもらえるチャンスにもなり得るのです。
どう挽回するかを考える
失敗した後に、
- どう挽回するか?
- どう行動するか?
- どう対処するか?
これらを考えることがとても重要です。
失敗やミスは誰でもするものです。
- うっかりしていた
- 忘れていた
- 気をつけていたはずなのに間違えた
その時に、「もう失敗したくない」「二度と失敗しないようにしなければいけない」と自分にプレッシャーをかけて、失敗することを恐れるのではなく、
「この失敗をどう挽回するか?」を考え、行動するのです。
そうすれば、「失い敗れる」ことはありません。
むしろ、失敗の数だけ成長し、たくさんのことを得ることができるようになります。
謝る
はじめに、自分の非を認め、謝りましょう。
心からの謝罪は相手に伝わります。
はじめに謝ることで、相手がこちらの話を聞く体制になるでしょう。
できる限りの誠意を示す
「どう挽回するか?」考えたことを実行します。
失敗したことで相手を不快な気持ちにさせてしまったけれど、
それを挽回するために一生懸命できることをやって、精一杯誠意を示すのです。
すると、相手は「そこまで考えてくれているのならいいよ」と思うでしょう。
「こんなことまでやってもらえて嬉しい」「逆に得したな」と喜ばれるかもしれません。
結果的に、「あなたなら信用できる」と信頼度が増し、より深い関係性を築くことができるようになります。
つまり、失敗をチャンスに変えることができるのです。
過去に起こした僕のとんでもない失敗
僕は、今までたくさんの失敗をしてきました。
その中で、今でも忘れられない大失敗があります。
約10年前、ある方が、僕の対面カウンセリングを受けるため、広島からわざわざ新幹線で大阪まで来てくれました。
それなのに、あろうことか僕はその日、別のセミナーで名古屋にいたんです。
鍵の閉まったカウンセリングルームの前で、困ったクライアントさんからの電話をいただいた時、
僕は、対面カウンセリングのことをすっかり忘れていたことに気づきました。
「あーーーー!き、き、今日…、でしたよね…?」
「どうしよう。今…、名古屋にいるんです」
「本当に申し訳ありません!!」
あなたがクライアントさんだったらどうですか?
あり得ないでしょ?
今思い出しても、本当に申し訳なかったと思います。
さて、この後僕は、どうしたと思いますか?
- 謝る
- 大阪までの往復交通費をお支払いする
- カウンセリング料金を返金する
- 後日僕が広島へ伺い、カウンセリングをする
- カウンセリング料金を無料にする
その時できることを考え抜き、全てやって、改めて謝罪しました。
その結果、クライアントさんに喜んでいただけたんです。
とんでもない大失敗をしてしまいましたが、その後に、その時できる精一杯の誠意ある行動をしたことで、
クライアントさんは怒るどころか、反対に感謝してくださいました。
僕は、よく失敗するし、うっかりミスもするし、すぐに忘れてしまうし、全く完璧ではありません。
でも、失敗してしまった時、それをチャンスと捉え、挽回できるように行動し、何度も失敗をチャンスに変えてきました。
- 失敗の数だけ、成長できる
- 失うどころか、得るものが多い
だから、失敗を恐れる必要はない。
むしろ、どんどんチャレンジして失敗したらいい。
そう思うと、失敗が怖くなくなると思いませんか?
終わりに
失敗が怖い人は、過去に失敗した時に、怒られたり、ガッカリされたり、責められたりして、
嫌な思いを繰り返してきたから、失敗することを恐れています。
失敗をチャンスに変える方法は、
- チャンスと捉える
- どう挽回するかを考える
- 謝る
- できる限りの誠意を示す
あなたが、失敗を恐れずに行動し、たとえ失敗してもチャンスに変えることができるようになることを心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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