パニック障害に悩む相談者
ずっとこのままかと思うと不安で仕方ないです。
全肯定心理カウンセラー
藤村高志
また、いつまで続くのかと思うと不安になりますね。
相談者
自分でできることがあれば教えてください。
藤村高志
パニック障害で悩んでいる方必見です。
関連記事としてこちらがあります。
パニック障害になりやすい人の特徴と原因
まずはこちらの動画をご覧ください。
パニック障害が解消する5つの対処法のすべてを約9分の動画で完全解説しています。
目次
パニック発作を引き起こす状況
初めてパニック発作を引き起こす状況として、
- いろいろなことが行き詰まって、どうすることもできない時
- 周りの人に批判されたり、責められたりしている時
- 追い詰められ、逃げ道がないと感じている時
- 助けてくれる人も頼れる人もおらず、強い不安を感じている時
など、切羽つまってどうしていいかわからない時が挙げられます。
まじめで頑張り屋、責任感が強いからこそ、
誰にも相談できず、一人で抱え込み、自分を追い詰めてしまう…。
そんな時「最初のパニック発作」が起こることが多いです。
一度、パニック発作を経験すると、
- 自分が自分でなくなったような感覚(不安・混乱)
- おかしくなってしまうのではないかという感覚(混乱・恐れ)
- 死んでしまうのではないかという感覚(極度の恐れ)
言葉では表現できない感覚に支配され、パニック発作を極度に恐れるようになります。
そして、
- エレベーターの中
- 電車やバス、飛行機の中
- 高速道路(トンネル)
- 高いビル
- 人の視線が集まる場所
など、逃げ道がない場所に行こうとするだけで、それがトリガー(きっかけ)となって、
外出すること、人に会うことにすら恐れを感じるようになります。
ほとんどの場合、通院してもなかなか完治せず、薬を手放すこともできずに、10年、20年と長い間苦しんでいる方が多いです。
パニック障害が解消する5つの対処法
たくさんのパニック障害で悩む方のお話を聴いてきた中で明らかになった、パニック障害が解消する5つの対処法についてお伝えします。
隠さない
自分がパニック障害であることを隠さないことです。
パニック障害で悩む多くの方が、
- 家族に話していない
- 友達に話していない
- 職場の人に話していない
パニック障害であることを隠し、一人で全て抱え込んでいます。
周りの人に話して自己開示することで、気持ちが楽になり、張り詰めていた心が少し緩みます。
相談する
何かに行き詰まったり、人間関係がうまくいかなくなったりして悩んだ時に、相談できる人を見つけておくことが大切です。
まじめで頑張り屋なので、一人で抱え込んで苦しんでしまう傾向が強いです。
相談できる人がいるだけで、自分を少し緩ませることができます。
一人で背負わない
いろいろなことを何でも自分一人の力でやろうとすると、どんどん自分を追い詰め、苦しめしまいます。
一人で背負わずに、人に相談したり助けてもらったりするようにしましょう。
頼る
困ったことが起きた時、「一人じゃもう無理!」と思った時は、人に頼ることです。
- 「助けて」
- 「手伝って」
- 「これをお願いします」
そうやって、人に頼ることがとても大切です。
自分を責めない
自分を責めないようにしましょう。
- あれもできていない
- これもできていない
- どうしようどうしよう
そう思えば思うほど、自分を責める言葉となって、どんどん自分で自分を追い詰めることになります。
そして、どうすることもできなくて、パニック発作が引き起こされてしまうのです。
つまり、自分を追い詰めることをやめることが1番重要です。
しかし、これはとても難しいことでもあります。
なぜなら、長年の思考パターン・行動パターンとして習慣化してしまっているからです。
少しずつでいいので、手放していきましょう。
そうすれば必ず、パニック症状は軽くなっていきます。
パニック発作が治る効果抜群の方法
今すぐ簡単にできるとっておきの対処法をお伝えします。
パニック発作が起きそうな場所に行く時は、
- 一人で行かない
- 誰かに一緒に行ってもらう
電車に乗る時、エレベーターに乗る時、高いビルに行く時など、誰かについてきてもらいましょう。
そして、パニック発作が起きそうになったら、
- 手を握ってもらう
- 背中をさすってもらう
そうすると、パニック発作が起こりそうになっていた状況が、スーッと落ち着きます。
これが、パニック発作解消の一番の対処法です。
頼る人がいなくて、一人で「どうしよう。どうしよう」と自分を追い詰めてしまうから、ますますひどくなってしまっていたのです。
いろいろな方に試してもらったところ、パニック発作が落ち着いたという方がたくさんいます。
そして、一度パニック発作が治ったという成功体験ができると自信がついてきます。
すると、不安や怖れが少しずつ消えていきます。
自分でパニック発作に対処する方法
とはいうものの、
- 一緒に行ってくれる人がいない
- いつも誰かと行動できるわけではない
- ずっとついてきてくれる人がいない
なので、パニック発作が起きた時の対処法を自分で学ぶことも大切です。
これは全肯定®心理カウンセリングの中で学ぶことができます。
パニック発作は、ストレスが引き起こす症状、頑張りすぎを示す体からのメッセージ「レッドカード」です。
なので、「症状を抑えるための薬」を「対処療法」として長年飲み続けても、根本的な原因となっている「ストレス」を解消することができないと、解決には至らないということになってしまうのです。
全肯定®心理カウンセリングでは、根本原因となっているストレスを解消すると同時に、自分を追いつめる思考パターンを変えることができます。
何十年もパニック障害で苦しんでいた方が、わずか数か月で薬を手放し、パニック発作が消え、外出できるようになったケースがたくさんあります。
誰かに一緒に行ってもらって、成功体験を積んで自信をつけていくことと並行して、自分で対処できる方法を学ぶことをおすすめします。
終わりに
どうしていいかわからず、追い詰められた時にパニック発作が引き起こされます。
一度パニック発作を経験すると、「また起こるのではないか」という不安や怖れが大きくなります。
そして、逃げ道のない所へ行った時などに、再びパニック発作を引き起こすようになります。
パニック障害が解消する5つの対処法は、
- 隠さない
- 相談する
- 一人で背負わない
- 頼る
- 自分を責めない
パニック発作が起きそうな場所に行く時は、
- 一人で行かない
- 誰かに一緒に行ってもらう
そして、パニック発作が起きそうになったら、
- 手を握ってもらう
- 背中をさすってもらう
誰かに一緒に行ってもらって、成功体験を積んで自信をつけていくことと並行して、パニック発作が起きた時の対処法を自分で学ぶことも大切です。
これは全肯定®心理カウンセリングの中で学ぶことができます。
あなたの幸せを心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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