あがり症に悩む相談者
緊張すると、手や声が震えてしまいます。
全肯定心理カウンセラー
藤村高志
相談者
どうすれば、あがり症は克服できますか?
藤村高志
あがり症で悩んでいる方必見です。
まずはこちらの動画をご覧ください。
【あがり症克服】人前で緊張しない5つの方法のすべてを約7分半の動画で完全解説しています。
目次
あがり症とは
あがり症の人は、人前で話す時や人からの注目を浴びる場面で、人からどう思われるかを気にしすぎるあまり、極度に緊張し、大きな不安を感じます。
- 大勢の前で話す時、極度に緊張する
- 人から注目を浴びると手足が震える
- 仕事のプレゼンで頭が真っ白になる
- 人前で挨拶すると声が上ずってしまう
このような症状がみられます。
さらに、症状があらわれることで、余計に周りの目が気になるようになります。
人前に出ることを避けたり、人と関わることが嫌になったり、症状を隠すような行動をとり、日常生活に大きな支障が出ることもあります。
あがり症の原因
あがり症のきっかけと原因についてお伝えします。
あがり症のきっかけ
あがり症のきっかけは、過去の経験の中で、
- 失敗をして笑われ、恥ずかしい思いをした
- 何気なく言ったことを批判され、傷ついた
- みんなの前で先生に叱られ、傷ついた
- 「間違っている」と言われ、傷ついた
その時できた“心の傷”が、大きな要因になっていることがほとんどです。
- 「もうあんな目にあいたくない!」
- 「傷つきたくない!」
- 「二度と恥ずかしい思いはしたくない!」
そう心が震え、体も震えているのです。
あがり症の最大の原因
あがり症の最大の原因は、自分で自分にプレッシャーをかけていることです。
なぜ、人前で話す時に緊張するのでしょう?
なぜ、手足が震え、声が上ずり、動悸がするのでしょう?
- とうとう私の話す番がきた!
- うまく話さないといけない
- 間違ってはいけない
- 失敗してはいけない
と、頭の中でずっと自分にプレッシャーをかけ続けているから、どんどん緊張するのです。
それはまるで、あなたが話す前に、あなたの真横で、
- 「ちゃんと話さないといけないよ」
- 「あなた、ちゃんとできるの?」
- 「失敗したらダメよ」
と、誰かに言われ続けているようなものです。
想像しただけで、緊張度が増しますよね。
実際には、誰も何も言っていないのに、自分だけが自分にプレッシャーをかけ続け、自分を緊張させているのです。
人前で緊張しない5つの方法
人前で緊張しない5つの方法について解説します。
自分にプレッシャーをかけない
自分にプレッシャーをかけないことが1番重要です。
自分に向かって、プレッシャーを解く言葉を言ってあげてください。
- うまく話そうとしなくていいよ
- 失敗しても大丈夫だよ
- 完璧じゃなくても大丈夫
そう自分に言葉をかけ、うまく話そうとしないことです。
ゆっくり話すことを意識する
それでも、話している時に自分が緊張していることに気づいたら、ゆっくり話すことを意識しましょう。
緊張すると、早口になるものです。
追い立てるように話すので、余計に呼吸も浅くなり、ますます焦って苦しくなります。
そんな時は、
- 一呼吸おいて話す
- 一言ずつ話す
- しっかり間を取って話す
そうしていると、上にあがっていた気が、すーっと落ち着いてくるのがわかるでしょう。
ぐっと緊張度が下がります。
上から目線で話すイメージをする
上から目線で話すイメージをしましょう。
緊張している時は、自分が小さく縮こまっているような感覚になります。
キューッと縮こまれば縮こまるほど、周りの人から見下ろされているような気分になります。
そうすると、余計に緊張して萎縮してしまいます。
そんな時は、少し胸を張ってみてください。
自然に目線が上がります。
そして、イメージの中で上から見下ろすようにしてみてください。
すると、緊張度が下がることに気づくでしょう。
イメージの中で、とても簡単にできる方法です。
これは、場違いだと感じる場所や慣れていない場所で、気後れしてしまう時などにも、とても有効です。
相槌を打ってくれる人を探す
自分の話に相槌を打ってくれる人を探しましょう。
探せば必ずいるものです。
誰でも、無反応な人に向かって話し続けるのは、とても話しにくいものです。
反対に、話している時に相槌を打ってもらえると、とても話しやすくなります。
相槌を打ってくれる人、頷いてくれる人に向かって話すと、緊張度は下がります。
事前準備でお願いしておく
自分が話をするメンバーの中で、仲のいい人や頼みやすい人に、相槌を打ってもらうように、事前にお願いしておきましょう。
「緊張するので、頷いて聞いてね」と頼んでおけば、頷いて聞いてくれるでしょう。
笑顔で話を聞いてくれたら、安心して話ができますね。
また、いきなり本番で話すのではなく、本番前に参加メンバーと挨拶を交わしたり、雑談をしておきましょう。
事前に交流した人達に向かって話せば、緊張度は下がります。
事前準備は、とても大切です。
緊張しないで話せるように、できることはしておきましょう。
終わりに
あがり症の人は、人前で話す時や人からの注目を浴びる場面で、人からどう思われるかを気にしすぎるあまり、極度に緊張し、大きな不安を感じます。
あがり症の最大の原因は、自分で自分にプレッシャーをかけていることです。
人前で緊張しない5つの方法は、
- 自分にプレッシャーをかけない
- ゆっくり話すことを意識する
- 上から目線で話すイメージをする
- 相槌を打ってくれる人を探す
- 事前準備でお願いしておく
あなたがあがり症を克服し、人前で緊張しないで話ができるようになることを心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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