孤独で居場所がない相談者
夫も子供もいて寂しくないはずなのに、孤独感が消えません。
全肯定心理カウンセラー
藤村高志
相談者
どうすれば楽になれますか?
藤村高志
「ひとりでいても、誰かと一緒にいても、孤独感が消えない」という方必見です。
まずはこちらの動画をご覧ください。
孤独感から解放される5つのポイントのすべてを約9分半の動画で完全解説しています。
目次
孤独感を感じる理由
あなたは、どんな時に孤独感を感じますか?
- 家にひとりでいてやることが何もないとき
- ひとりでランチしているとき
- 夫と喧嘩したとき
- 友人グループになじめないとき
- スーパーで家族連れを見たとき
誰でも、ふと寂しくなったり、孤独感を感じたりしたことはあるでしょう。
なぜなら、人間は“人と人との間で生きる動物”だから。
本能的に、ひとりでは生きていけないようにできているから。
ひとりでいるときや、ひとりぼっちの感覚に陥ったとき、寂しさや孤独感を感じるものなのです。
孤独感から解放される5つのポイント
でも、どこにいても、誰といても、何をしていても、いつも居場所がなくて孤独感を感じているのなら、
もしかしたら、孤独恐怖症かもしれません。
孤独恐怖症の人は、ひとりでいると強い恐れや極端な孤立感を感じます。
また、人との間に常に疎外感を感じるので、家族や仲間といても孤独を感じ、恐怖を感じます。
そんなあなたが、孤独恐怖症を克服し、孤独感から解放される方法について解説します。
孤独感とは何かを知る
はじめに孤独感とは何かを知りましょう。
そのためには、どんなときに孤独感を感じるのかを知ることです。
- 誰とも繋がっていないと感じるとき
- 誰にも頼ることができないとき
- 誰とも気持ちを分かち合うことができないとき
- 誰にも気持ちをわかってもらえないと感じるとき
そんなときに、「ひとりぼっち」「孤独感」を感じます。
たとえ人がそばにいても、気持ちを分かち合うことができなければ、孤独感を感じます。
むしろ、周りに人がいればいるほど「わかってもらえない」思いが強まり、孤独感が大きくなることもあります。
できるだけ人と関わろうとする
どこかに行ったときや、人の輪の中にいるときに、できるだけ人と関わろうとすることが大切です。
自分の話をしたり、話題にのって話したりして、お互いにコミュニケーションをとりましょう。
相手とコミュニケーションがとれると、つながれた感覚になり、孤独感がなくなります。
そしてこのことは、多くの人がすでにやっていることでもあります。
孤独を感じているからこそ、できるだけ色々な所へ行って、色々な人と関わろうとします。
ただ、人と関わろうとがんばったのに、なかなかうまくいかないこともあるでしょう。
- 思うように話せなくてギクシャクした
- 相手に興味のない素振りをされた
- 話が盛り上がらず気まずくなった
「やっぱりつまらない。うまくいかない」と自分を閉じてしまいたくなることもあるかもしれません。
なので、次にコミュニケーションがうまくいく具体的な方法をお伝えします。
自分の弱い気持ちを伝える
- 悲しみ
- 寂しさ
- 不安
- 緊張
など、自分の弱い気持ちを隠さずに相手に伝えましょう。
- 私はこういう場所が苦手です
- 人とコミュニケーションをとるのが苦手なんです
- 初めての場所ですごく不安です
- 人前で話すのが苦手で、とても緊張しています
ありのままの気持ちを伝え、相手に受けとめてもらえると、心がほっとします。
そのとき、孤独感はなくなります。
人は、
- 自分の弱さ
- 不安な気持ち
- ネガティブな感情
- うまくいかないこと
- かっこ悪いところ
を、「そうなんだね」「それは辛いね」と相手に受けとめてもらえた時に、心から安心できるのです。
いままで、
- ちゃんとしないといけない
- うまく話さないといけない
と、本当の自分を隠してがんばってきたことが、反対に孤独感を強めてしまっていたのです。
どこにいても、誰といても、「自分の弱い気持ちを伝えて相手に受けとめてもらう」ことを意識してみてください。
受け入れてくれる人を探す
とはいうものの、知らないグループの人や、大人数の人の前で、いきなり自分のことを話すのは勇気がいりますよね。
まずは、身近にいる優しい人を探しましょう。
「この人なら、きっと話を聞いてくれる。受けとめてくれる」
そう思える人がいたら、少しずつ自分の気持ちを話してみましょう。
自分から弱い気持ちを話すことで、相手も自分の弱い気持ちを話しやすくなります。
そして自然にお互いの距離が縮まります。
これを自己開示の返報性といいます。
安心して話せる人ができると、またひとり、またひとりと、穏やかで優しい人間関係が少しずつ広がっていくことでしょう。
そうすれば、孤独感はなくなります。
心の傷と向き合い癒す
しかし、自分のことを話そうと思っても、どうしても
- 自分の気持ちを素直に言えない
- 弱いところを人に見せられない
- 怖くて自己開示できない
という場合があります。
小さい頃に、
- 弱音を言ったら、「弱音ばかり吐くんじゃない」と叱られた
- 寂しいと言ったら、「お母さんは仕事なんだから仕方ないでしょ」と怒られた
- 悲しいと言ったら、「いつまでも悲しんでばかりいてどうするの」と突き放された
ネガティブな気持ちを言ったときや、失敗したときに、
- 「そんなことじゃダメ」
- 「もっと強くなりなさい」
- 「もっとがんばりなさい」
と言われ、気持ちを受けとめてもらえなかった経験のある人は、過去に何度も心が傷ついています。
- また受け入れてもらえないのではないか
- また傷つけられるのではないか
そんな恐れがあるので、身近な人にも家族にも、自分の弱い気持ちを言えない場合があるのです。
心当たりのある人は、自分の心の傷と向き合うことが必要です。
自分自身で解決することはなかなか難しいので、心の専門家の力を借りて、カウンセリングで心の傷を癒すことをおすすめします。
心の傷が癒されると、自然に自分の気持ちを素直に相手に言えるようになり、孤独感はなくなります。
全肯定®の場は、お互いを受けとめあえる場所です。
その中で、自然に人と気持ちを分かち合えるようになるので、孤独感も解消します。
最初は誰でも、緊張したり不安を感じたりすると思いますので、少人数限定の無料セミナーをおすすめします。
終わりに
孤独感から解放される5つのポイントは、
- 孤独感とは何かを知る
- できるだけ人と関わろうとする
- 自分の弱い気持ちを伝える
- 受け入れてくれる人を探す
- 心の傷と向き合い癒す
あなたの孤独感が解消し、穏やかであたたかい人間関係の中で、幸せに過ごしていけることを心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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